コレクティブハウスの暮らし大賞

第0回 コレクティブハウスの暮らし大賞

文章・エッセイ部門:003
「忘れられない思い出」

息子が小学1年時の学童の保護者会。
子供たちにアンケートを実施した用紙が配られた。
そこには、息子のご名答!!
(もう8年も前のことなので、アンケートの質問の文言は・・・)

・学童から帰って一人でお留守番はできますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・おうちの鍵を自分で開けることができますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・自分の家の電話番号は覚えていますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・お留守番をしているときに電話がかかってきたらどうしますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・お留守番をしているときに誰かが訪ねてきたらどうしますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・困ったときに助けを求めることはできますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

・近所に知り合いの人はいますか?
 ⇒ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。

そこに書かれていた質問に対する答えは、すべて同じ。
『ぼくは、ハウスにすんでいるからだいじょうぶ。』

面白すぎて思わず声を出して笑ってしまったけれど、息子は、コレクティブハウスに住んでいるから安心!って思っているんだなぁ。

いやー、なんて素晴らしいんだ !!
コレクティブハウスに住んで本当に良かった!

と思った瞬間、
「えっ!?ハウスって???お宅は、まさか子供を犬小屋に・・・」
隣の初めましてのお母さんの驚いた表情とつぶやきが・・・
「あ、違いますよ!!ハウスってコレクティブハウスという名前のマンションの通称です!!」

確かに、これはコレクティブハウスのことを知らない人が見たら大変な誤解を招くではないか。
友人や学童の職員さんが、このやり取りを笑ってくれて良かったー

今では、地域でも「ハウス」で通じることが増えてきましたよ。
『コレクティブハウス』もっと知ってもらえるように広報を頑張ろうっと!