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地域コミュニティ支援事業
Local Community Support

これまでの経験を活かした地域コミュニティ支援

コレクティブハウジングは、家族や自分の暮らしを大切にしながら、他の居住者と協力し合い、自分たちで話し合いながら運営していく住まい方です。1970年代にスウェーデンやデンマークで誕生し、現在はアメリカなど世界各国で「コウハウジング」として広がっています。

当社は、国内初の多世代自主運営型コレクティブハウス「コレクティブハウスかんかん森」(2003年開設)をはじめ、コレクティブハウジングやコミュニティづくりの支援に長年携わってきました。

これまでの経験を活かし、新築コレクティブハウスの企画だけでなく、既存集合住宅や空き家の再生、コレクティブハウスの考え方を活かした地域コミュニティづくり、人材育成など、さまざまなご要望に対応しています。

事例1:東京都足立区

共有スペース付き賃貸アパートのコミュニティづくり

 2棟並びのアパートをリノベーションし、畑や共有スペースのある賃貸住宅へと再生。さらに、共有スペースを活用したコレクティブハウス型の住まいづくりのご依頼をいただきました。

 最初の段階では、事業主と居住者の間で暮らしのイメージに違いがあったため、第一期(約9か月間)は、コレクティブハウジングの暮らし方を理解し、自分たちの理想の暮らしを考えるためのワークショップを中心に実施しました。

 その後、第二期(約4か月間)では、居住者自らが協力し合い、共同で住まいを運営する仕組みづくりを目指して、居住者組織の立ち上げやワークショップ・住民会議の運営サポートを行いました。

実施内容 事業主との打合せ、ワークショップの企画・運営・記録作成、住民会議の開催・運営サポートなど

事例2:宮城県本吉郡南三陸町

仮設に”はな”を咲かせよう
そして、これからのまちづくり・暮らしづくりにつなごう プロジェクト
(2011年7月~)

震災後、多くの方が仮設住宅などへ移り住み、元のご近所同士が離ればなれになってしまいました。かつて南三陸町では、地域の「講」や「結」などの助け合いの仕組みを通じて、強い絆と共同の暮らしの文化が根付いていました。

私たちは、南三陸町本来の力を活かし、仮設住宅から新しいコミュニティをつくるため、2011年7月から支援活動を開始。「はな」で人々が集い、これからのまちづくり・暮らしづくりへとつなげるプロジェクトに取り組みました。

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仮設からはじめるコミュニティづくり支援―集会所をコモンハウスに
(2011年7月~)

老若男女、コモンハウスでご飯をつくって食べて、お茶を飲んで、おしゃべりをして、友を招き、仕事もする。コモンハウスの運営を通して、支え合いのある日常を取り戻し、仮設からはじめるコミュニティづくりを支援しました。
※ 平成23年度独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

 

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コモン・テ・しごと ― 生活の中での仕事づくり・交換する仕組みを考える
(2011年11月~)

コモンハウスを手仕事する場として積極的に活かしていく。簡単なものを「チクチク」縫いながらおしゃべりし、きれいなものができて、楽しくて・・・
作品として、社会に、世界にアピールすることもできる。そんなチャレンジを支援しました。
※ 平成23年度赤い羽根・災害ボランティア・NPOサポート募金助成事業

 

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持続可能なコミュニティづくり支援
(2012年4月~)

住民主体の暮らしづくり・住まいづくり・まちづくりこそ、持続可能なコミュニティづくりにつながります。今までの関係を大切にしたいという思い、仮設コミュニティでできた新たな関係も大切にしたいという思い、未来に向けて誰とどこでどう暮らしたいか、生きていきたいか一人一人の考えや思いを語り合う場づくりを支援しました。
また、仮設コミュニティでの手仕事支援などの活動は引き続き行いました。
※ 平成24年度独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

 

南三陸町未来通信

プロジェクトの様子を「南三陸町未来通信」として定期的に発信しました。

発行日 通信名
2014/03/27 南三陸町未来通信 11号 [PDF]
2014/02/27 南三陸町未来通信 10号 [PDF]
2013/07/27 南三陸町未来通信 9号 [PDF]
2013/02/27 南三陸町未来通信 8号 [PDF]
2012/11/27 南三陸町未来通信 7号 [PDF]
2012/09/01 南三陸町未来通信 6号 [PDF]
2012/08/17 南三陸町未来通信 5号 [PDF]
2012/05/17 南三陸町未来通信 4号 [PDF]
2012/04/18 南三陸町未来通信 3号 [PDF]
2012/02/28 南三陸町未来通信 2号 [PDF]
2011/12/16 南三陸町未来通信 1号 [PDF]

事例3:山梨県道志村

中山間地域の暮らしづくり支援

近い将来に起こるであろう超高齢社会に向けて、老若男女が安心して住み続けられる村の将来像を村民が共に考え実行するために、山梨県の道志村における現在の暮らしの課題を整理し、村民間で共有をするための話し合いの支援を行いました。
温かい人に囲まれて、美しい風景とさわやかな自然と共にある道志村の暮らし…
でも、今感じている「仕方ない」という思いや将来の不安もいろいろある…
年をとること、子育てのこと、後継ぎのこと、仕事のこと、進学のこと、将来の夢…
家族だけでなく、村民がいろいろな人と語り合い、未来への希望をつないでいます。

 

道志村未来通信

プロジェクトの様子を「道志村未来通信」として定期的に発信しました。

発行日 通信名
2013/06/01 道志村通信 12号 [PDF]
2012/11/01 道志村通信 11号 [PDF]
2012/03/01 道志村通信 10号 [PDF]
2012/11/01 道志村通信 9号 [PDF]
2011/07/01 道志村通信 8号 [PDF]
2011/03/01 道志村通信 7号 [PDF]
2011/01/01 道志村通信 6号 [PDF]
2010/11/30 道志村通信 5号 [PDF]
2010/08/31 道志村通信 4号 [PDF]
2010/03/31 道志村通信 3号 [PDF]
2009/12/01 道志村通信 2号 [PDF]
2009/10/01 道志村通信 1号 [PDF]